介護老人保健施設 愛生苑

戸谷医院 画像

「愛生苑」は要介護状態にある方のよりよい
「日常生活に向けたリハビリテーション施設」
「繰り返し利用の施設」です。

介護老人保健施設(老健)

 さまざまな障害を持ちながらも、出来るかぎりこれまでの日常生活をしつづけられるよう「元気」と「出来ること」を取り戻すことを目指す「日常生活に向けたリハビリテーション施設」です。近年は看取りの役割も担っています。

6つの役割
  1. ①在宅復帰施設
  2. ②総合的ケアサービス施設
  3. ③在宅ケア支援施設
  4. ④リハビリ施設
  5. ⑤地域に開かれた施設
  6. ⑥地域包括ケアシステムの核としての施設+看取り施設

「愛生苑」

愛生苑は在宅復帰強化型介護老人保健施設です。
平成8年開設以来、「自立支援」と「人として生きる支援」に取り組んできました。
“リハビリテーション”を「機能訓練だけでなく、人が社会とつながって生きる支援」と捉え、医師、リハビリ専門職と看護、介護職などがチームで日常生活へのリハビリに取り組んでいます。

予防(要支援)から人生の最終段階まで、長く、じっくりとお付き合いできるものも“介護老人保健施設”の特徴です。
これからは “時々入所、ほぼ在宅”が基本の時代。ご自身にあった使い方を支援相談員に御相談下さい。

入所

対象:入院治療が必要でない要介護状態にある方

入所時に目標と入所期間を決め、医師の管理のもとに、一日の生活を通して多専門職による体力向上、機能訓練、認知症の症状軽減など、おひとりずつの課題解決に取り組みます。

短期入所療養介護(ショートステイ)

在宅生活を続けながら、リハビリや健康管理、介護者のご都合等で、短期間の入所ができます。(1日でも可能)

通所リハビリ(定員70名)<リハマネ加算II、生活行為向上加算算定施設>

 日帰りで「リハビリ」を。

医師の管理の下で、リハビリ専門職や看護職・介護職による機能訓練、健康チェック、入浴、食事など活動的生活を通し、「元気」と日常生活に必要な「出来ること」を取り戻し、ご自宅での暮らしが続くような支援を目指します。

 

看取り

人が必ず迎える最期を、医師の管理のもと、なじみの職員と一緒に。

これまで多くの方をお送りしましたが、ほとんどの方が、“最期まで口から食べる“を望まれ、実践して来ました。
最期まで「人として」を大切に向き合いたいと思います。

地域リハビリ

ご本人が「元気」と「出来ること」を取り戻し、再び地域で暮らすことが出来るよう、地域も変わろう。

ご本人とご家族の、よりよい生活を目指す「地域リハビリテーション」の実践こそ「介護老人保健施設 愛生苑」の目指すところです。毎日の介護を通して、又、法人として、地域のみなさまへ多彩な取り組みをしています。

パワーリハビリ

ねむっている筋肉をほぐすことで、動きを軽く、体調を整える「有酸素運動」です。平成13年、全国に先駆けて導入し、入所、通所の方にご利用いただき、多くの方に喜ばれています。その成果も多数あります。

認知症の方への取り組み

認知症になっても“最期まで人として生きる支援”を目指しています。閉じ込めることなく、薬づけにすることなく、どんどん動いて、外に出て、最期まで口から食べる支援など、“当り前の暮らしの継続”に取り組んでいます。

<平成16年度厚生労働省保健事業>実施
「サテライトデイルームを活用した新しい認知症ケアの研究・おでかけ」(厚生労働省、広島県、庄原市、京都大学大学院、聖仁会)

国、県、市、ご本人、ご家族をはじめ庄原市民の皆様にお力添えを頂き実施できました。その成果として施設から自由に地域に出かけられることになり、地域の皆様には、今も認知症により深い関心をもってあたたかく応援いただいています。

老健の上手な使い方 図

施設案内

〒727-0022 広島県庄原市上原町1810-1
TEL:0824-72-8686  FAX:0824-72-8685

外観
おでかけ
パワーリハ
中庭

施設概要

療養室 4人部屋11室・2人部屋9室・1人部屋8室
設備 療養室・多目的ホール(リハビリ・レクリエーション・食堂)
診察室・談話室・浴室(一般・特別)
相談室・家族介護教室 等


令和5年度 所定疾患施設療養費 実施状況
期間 令和5年4月1日~令和6年3月31日
疾患名 肺炎、尿路感染、蜂窩織炎、帯状疱疹
人数
治療日数
・肺   炎:人数(25名)、治療日数(161日)
・尿路感染:人数(24名)、治療日数(162日)
・蜂窩織炎:人数(10名)、治療日数(62日)
・帯状疱疹:人数(0名)、治療日数(0日)
治療内容 ・肺  炎:抗生剤(経口・点滴)、喀痰排出促進剤、貼用気管支拡張剤等にて治療
・尿路感染:抗生剤(経口・点滴)、水分補給(経口・点滴)の処方にて治療
・蜂窩織炎:抗生剤(経口・点滴)

ご利用いただける方

入院治療が必要でない方で、

  • 入所:要介護1~5の方
  • ショートステイ(短期入所療養介護):要支援1、2、要介護1~5の方